全てを手に入れることはできない

 

就活も終了間際、手持ちの内定を検討する段階で改めて自分のキャリアについて考える。

 

僕の価値観的には、リスク分散のためにも3〜7年(27〜31歳)で転職して複数社で働いた経験を身に付けておきたい。

 

そのことを前提として日系大企業とベンチャー、どっちに入ると何を得られるか?

 

日系大企業なら箔はつくだろう。

ベンチャー→大企業は難しいとよく言われるが、大企業→大企業は可能かもしれない。

ただ日系大企業で上に行く人はプロパーで入った人だろうから、大企業→大企業の転職にどれだけの価値があるのかは分からない。

 

人数が多いので様々な人の様々な仕事を見れるだろうし、人材の多様さと豊富な人脈はプラスになるだろう。

額面の給料は低くとも豊富な福利厚生があるところも多い。

しかし俗に言う配属ガチャ、スピード感のなさ、使えないおじさんあたりが問題か。

 

 

一方でベンチャーは、そのスピード感と裁量、自由度の大きさ、目先の給料の高さが魅力だろう。(個人的に給料が安いベンチャーに行く価値はないと思っている)

目先の数年を考えるなら大企業よりも良い点が多いように映る。

ただその一方でキャリア観はしっかり持っておかないと、目の前のタスクに囚われて専門性はないけど何でもやる人ができそうだ。

 

デメリットは中年以降のキャリアプランと会社自体が傾くリスクか。

特に中年以降のキャリアパスがはっきりしないのは悩ましい。

大企業ならば会社にしがみつく無能おじさんになれるかもしれない。

なりたいかと言われるとまだ別の話だが。